実際に部屋探しをする前に、自分の求めている設備や条件などを正確に把握しましょう。

 

 

自分が住みたい物件の条件を確認する

まずは自分の希望する物件の条件を思い浮かべてください。
そしてそれを思いつくまま箇条書きで紙に書いてみましょう。

  • 2階以上
  • フローリング
  • バス・トイレ別
  • 冷暖房完備
  • 海が見える

などなど。
あくまで希望なので、どんな突飛な条件でも自分が良いと思ったらどんどん追加していってください。
設備のメリットデメリット条件のメリットデメリット をまとめましたので参考にどうぞ。


何個ぐらい書けましたか?
頭の中だけで想像していた希望の部屋というのは結構曖昧で、いざ具体的に文字にしてみると意外に書けないものです。
しかも脳内で都合良く美化されているところもありますので、曖昧な条件のまま部屋探しをすると、どんな物件を紹介されても「何か違う」と感じたり、そもそも不動産会社の人にうまく希望条件を伝えられない可能性があります。

まずは希望条件を紙に書き出し、自分が望む条件を明確にします。



次にこの条件を3つに分けます。

  • :絶対必要な条件
  • :絶対必要という訳ではないが、あるとうれしい条件
  • :無くても良い条件

この印をさっき箇条書きにした条件に付けていきます。

  • 2階以上    
  • フローリング  
  • バス・トイレ別 
  • 冷暖房完備   
  • 海が見える   

これで物件の希望条件と優先順位がきまりました。

探すときはまず、印の条件のみで探し、候補が多数の場合、印、×印を追加して探すと良いと思います。


家賃を決める

一般的に、家賃は給与の1/3以内におさめると良いと言われています。

家賃の他に共益費、駐車料など家賃以外にも月額費用がかかる場合があります。
また、学生の場合は通学にかかる交通費も自己負担になりますので、これも家賃の一部として考えておくとよいです。
家賃を考えるときはこれら総額で判断しましょう。

部屋探しを開始すると、よい条件の物件に目が行きがちです。そしてそれは大概 家賃は高め。
「予算より千円高いけど、それくらいならなんとかなるかも」から始まり、気がつけば「予算より五千円高いけど~」「予算より一万円高いけど~」となり、住み始めてから家賃の高さに後悔する、というのも珍しくありません。

部屋を探す前に家賃の上限を決め、そのラインは絶対に超えないように注意してください。



入居時期を決める

続けて入居時期も決めておきましょう。

「時期は決めてないが、良い物件が見つかり次第引っ越す」
という考えは、さんざん部屋探しをしたあげく結局引っ越さないケースに陥りがちです。
引っ越しを決めたなら期限を決めてムダなく部屋探しをしましょう。

賃貸の契約には数年ごとに更新料がかかるケースがあります。
学生や転勤族の方は、賃貸契約の更新も考えて引越時期を決めると無駄がありません。

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