賃貸契約が開始されると部屋の鍵を引き渡され、新生活が始まります。
まず最初にやっておくことをまとめました。

 

 

部屋のチェック

新居に入ったらまず部屋のチェックを行いましょう。

荷物を運び入れる前のなにもない状態で、室内の写真を一通り撮っておきます。
傷や汚れ、設備の故障などがあった場合は重点的に写真を撮ります。
もし直してほしいところがあれば早めに管理会社に連絡をし、早急に対処してもらいましょう。遅くなると入居前からの傷と認めてもらえない可能性もあります。

直すほどではない傷や汚れについては、退去時のモメごとを極力避けるため傷や汚れはすべて写真に撮っておきましょう

この際、撮った日付が重要になりますが、スマホやデジカメだと撮った日付が簡単に改ざんできるために証拠能力は低いと言われることがあり、日付が入るフィルムカメラを使うのが良いとされています。

スマホしかない場合は、撮った写真に汚損破損箇所の具体的な説明をつけ、メールなどで管理会社に送付するといいと思います。
メールを送信した後は、必ず管理会社に電話をして、メールの内容を確認した旨を聞くようにしてください。この際、電話相手の名前を必ず聞き、電話した日にちと時間と一緒にメモしておくようにしてください。(退去時に、そんなメールは受け取っていないなどのトラブルを防ぐためです)
送信したメールは自分でも必ず保存しておくようにしてください。

欠陥が見つからなくても部屋全体、ひととおりは写真に撮っておくことをオススメします。
地震などの災害が起きたときに「災害前には壊れていなかった」という損害保険会社への証拠となることがあります。



管理会社のチェック

管理会社を確認し、普段持ち歩く手帳やスマホなどに登録します。

管理会社とは物件の清掃や入居者の対応など、物件の維持・管理をする会社です。
今までは不動産仲介業者とやりとりをしていましたが、これからは物件の管理会社とのやりとりになります。
設備の故障や隣室の騒音などの問題や苦情はすべて管理会社に連絡をするようになりますので、管理会社の連絡先は目に付くところにメモをしておきましょう。管理会社は「重要事項説明書」に記載されています。

管理会社がわからない場合は、いままでやりとりをした不動産仲介業者に問い合わせをしておきましょう。
夜間や休日は対応していない管理会社も多いので、管理会社が休みの時の対応方法も忘れずに確認してください。
入居者が勝手に工事をした場合、本来なら家主負担になる工事でも入居者負担となる可能性もありますので、かならず管理会社に連絡をするようにしてください。

最近では、入居時に「24時間緊急対応システム」に加入するケースもあります。入居時に手続きをしなくても物件自体が対応している場合があるので不明な場合は確認すると良いと思います。

「家に帰ったら鍵をなくしたことに気づいた。管理会社は家の中の書類を見ればわかるけど鍵がないから入れない」「契約書は家の中にあるはずなんだけど、どこにあるか見つけられないから管理会社がわからない」などというケースは意外によくあります。

メモ書きを財布の中に入れておくなど、必ず普段持ち歩くように対策をとっておくことを強くオススメします。


スマホに登録しておいたほうがよい連絡先

管理会社の連絡先
設備の故障や鍵の紛失、隣室の騒音など困ったことがおきたらまず連絡するところです。営業時間もチェックしておきましょう
管理会社が営業時間外のときの連絡先
土日や夜間など管理会社が休みのときの連絡先です。平日家にいない人はこの時間帯に故障などに気づくことが多いので忘れずに確認しましょう
24時間緊急対応システムの連絡先
緊急対応システムに加入している場合の連絡先です
管理人の連絡先
分譲マンションはマンションごとに管理人がいることがありますので管理室や管理人の連絡先も確認しましょう
建物管理の連絡先
分譲マンションなどの場合は建物自体の管理会社が別にあることが多いです。エレベーターやエントランスなど共用部分で困ったことがあったときの連絡先はこちらになります


近隣の挨拶はしたほうがいいの?

ファミリーで入居する人など、これからご近所づきあいがあると思われる人は挨拶をした方がいいと思います。

単身者の場合は挨拶をしない人が増えてきたように思います。
ご近所づきあいはほとんどありませんし、特に女性一人暮らしの場合、防犯のためあえて挨拶をしない人もいます。

また、単身向け物件の場合、入居者を訪ねてくるのは友人や宅配便など限られているため、予定のない訪問には居留守を使うことも多く、挨拶に行っても会えないケースが少なくないと思います。

これについては地域の慣習もありますので、引越しの前に不動産会社に聞いてみるのが良いと思います。